ピタゴラスの定理




【 ピタゴラスの定理とは 】

 ピタゴラスの定理とは
  直角三角形の直角を挟む2辺の2乗の和は斜辺の2乗に等しい。
 です.あまりにも有名でみなさん知っていますね? 三平方の定理ともいいます.




∠Cを直角とし直角を挟む
2辺をa,b, 斜辺をcとすると
 2+b2=c2

 また,○2は○を1辺とした正方形の面積なので
 直角三角形の直角をはさむ2辺の上の正方形の面積の和は,斜辺の上の正方形の面積に等しい.
 という言い方もできます.

【 発見の由来 】

  さて,この定理は紀元前500年代に発見されましたが,どのように発見されたのでしょうか?
 発見の由来については,次の2つの説があります.

 
◆寺院で右図のような敷石を見て,
                                         
 
 たまたま敷石を右図のように区切って見たそうです.

  赤色の三角形は直角三角形です.
 そしてこの三角形の辺をそれぞれ1辺とした正方形が
 できます.(緑色と青色の四角形です)
  そうすると直角を挟む2つの辺の正方形(青色)の中の
 タイルの数と斜辺の正方形(緑色)のタイルの数が
 同じ(8個)になりますね?
 
 つまり斜辺をc,残りの辺をa,bとすれば a2+b2=c2 になると気づき拡張した説.


◆もう1つはエジプト人やバビロニア人が既に辺の長さが(3,4,5),(5,12,13)なら
 直角三角形になると知っていたという話があります.

  昔,エジプトではナイル川の氾濫で土地の区画がわからなくなることが
 たびたびあったそうです.
  そのときに土地の測量で直角が必要なときに1本の紐に12個の結び目をつくり,
 1辺の結び目を3つと4つにすれば(残りの辺は5つになる)直角をつくれる,
 という方法を使っていたそうです.
  この話を定理に拡張したという説.

 
  個人的には1番目の説は納得しやすいのですが,よく証明に使われているものなので
 発見の由来としては信用し難いです.